2016年にNOAAの探査船が水深4,290mで発見した半透明のタコ「キャスパー」。無触毛タコ類として史上最深の記録を打ち立てたこの不思議な生物は、発見から10年経った今もなお学名すら付いていません。卵を守る姿やゲームでの人気など、キャスパーの10年をたどります。
MBARIのポータブルROV「MiniROV」が、水深1,230mのサーリッジで困難な海流と格闘しながら深海底マッピングに挑みました。2017年に発見された全長25mの巨大岩石構造「ビッグ・ダイナソー・ロック」の3分の2をマッピング完了。小型ROVが証明した深海探査の新たな可能性をお伝えします。
MBARIのDeep Sea 3D遠征チームが、最先端のポータブル・マッピング・システムを使い、深海底に広がるサンゴや海綿の群集を高解像度で3Dマッピング。岩石サンプルからは多毛類、カニ類、小型甲殻類など、これまで見過ごされてきた「小さな住人たち」が続々と発見されています。
MBARIの研究チームが、モントレー湾の水深1,000〜3,189mの深海から新種のクラウンジェリー Atolla reynoldsi を発見。他の Atolla と異なり長い引きずり触手を持たない謎の深海クラゲの正体が、15年の研究を経てついに明らかに。その学名には、16歳で水族館のボランティアを始めた男性への敬意が込められています。
MBARIのROV「ドク・リケッツ」がモントレー海底峡谷の水深3,268mで撮影したピンク色の魚。それは、科学にまだ知られていなかった新種のスネイルフィッシュでした。CTスキャンとDNA解析で確認された3つの新種と、深海底に広がる未知の生物多様性に迫ります。