ワシントン大学の研究チームがアラスカ産のサケ缶178個を調査。1979年から2021年にかけて、カラフトマスとシロザケで寄生虫アニサキス類が増加していました。寄生虫が増えた理由は、宿主である海洋哺乳類の回復。缶詰が海の歴史を語るタイムカプセルになりました。
南極の氷が溶けた水は海に流れ出すだけじゃない。海底の地下にも染み込んでいく。MBARIが率いる国際チームが南極初のCSEM電磁探査を実施し、海底下の地下水とガスの流れを調べた。南半球で最も急速に温暖化する南極半島西部で何が起きているのか。
1993年以降、アフリカ沿岸の海面は約11.26cm上昇し、年間3.54mmの上昇率は世界平均(3.45mm)を超えています。2023-2024年のエルニーニョでは27mmの異常上昇が発生。38カ国、2億人以上の沿岸住民に影響。
海洋CO₂除去(mCDR)のフィールド試験における環境モニタリングの課題を、6カ国41名の専門家がGEOMARで議論。統一ガイドラインの不在、ベースラインデータの欠如、背景変動との区別困難など6つの主要課題が浮き彫りに。
GEOMARとマックス・プランク研究所が100年分の気候シミュレーションで解明。北大西洋の海面水温低下が欧州の熱波を引き起こすメカニズムと、海洋の高解像度モデルがその再現に不可欠であることを実証。2015年・2018年の猛暑の謎に迫る。
海洋温暖化の影響が水深1,000m以上に及ぶ中、海洋微生物プランクトンの約30%を占める古細菌ニトロソプミルス・マリティムスが、温暖化した海でむしろ効率的に活動できることが判明。鉄制限下で鉄の利用効率が向上し、海洋の窒素循環を維持・強化する可能性を示す研究成果がPNASに掲載されました。